令和5年度飯舘村までいな心の復興事業
「野草茶の魅力を知る交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日令和5年9月3日(日)
2.時 間:午前10時
~13時
3.場 所:暮らし研究工房(福島市飯野町)
4.講 師:境野米子 さん
5.参加者:14名(避難者6名、帰村者2名、村民1名、講師1名、講師助手1名、事務局3名(うち避難者2名、帰村者1名))
6.交流内容&事務局感想
今日は、福島市飯野町にある暮らし研究工房を会場に野草茶の魅力を知る交流会を開催しました。
講師の境野米子さんから、先生のこれまでの暮らしや、身近にある野草についての詳しいお話しをお聞きしました。
私たちの身近にある野草にはどのような物があるのかや、野草茶を作るうえで気を付けることなど興味深いお話しをたくさん聞くことができました。
野草の摘み取り時期や乾燥の仕方なども教えて頂きとても参考になりました。
また、先生のご厚意で手づくりの野草茶や保存食を頂き、参加者同士楽しいひと時を過ごすことができました。
今日学んだことを参考に、魅力がたっぷり詰まった野草を使って、自分でも野草茶を作ってみたいと思いました。
境野先生、今日は本当にありがとうございました。

※今日、うれしいことがありました。
当団体の交流会に初めて参加した村民が2名もいらっしゃいました。
今後も、交流の輪が広がっていくと良いなと思っています。

今日の会場は、「暮らし研究工房」。約200年の古民家です。

野草は、乾燥され、野草ごと袋で保管されています。ドクダミは花が咲くころの収穫が良いそうです。

野草の効果等については、野草の写真を用いながら、わかりやすくテレビモニターで説明がありました。

今日は、野草茶だけでなく、境野先生の畑で採れたキュウリ・ミョウガ・ゴーヤなどの保存食のご馳走もありました。

美味しい野草茶と保存食。話が弾みます。奥では、参加者が作った紫蘇シロップの炭酸割りを作っています。

野外では、野草の種類等の説明もありました。実際に見てのご説明はわかりやすいですし、質問も皆さん行っていました。

日の当たらない縁側で、「クズ」を乾燥している様子です。

参加者の皆さんは、先生が乾燥させた野草の実物を見ながら熱心にメモや質問をしていました。

参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか。
・隣が近く声が大きい

1)事業の内容は有意義でしたか
回答9名中6名 とても有意義だった
回答9名中3名 有意義だった
・野草の効果がわかり勉強になりました。
・どんな草でも薬になるとわかりました。とてもためになりました。
・久しぶり(13年目)でお会いできた人がいて良かったです。
・飯舘にも出ている薬草があることがわかり、自分でも作ってみたいと思いました。
・身近な野草が健康に役立っている。
・具体的な話が聞けて、料理も美味しかった。
・漢方薬の話しが聞けて勉強になりました。
・村内在住だった人と久し振りの再会も嬉しかった。また、先生の実生活と野草に対する熱意が大変勉強になりました。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答9名中6名 とても役立った
回答9名中2名 役立った
回答9名中1名 未記入
・野草すべてが野草茶になる訳でないことがわかった。
・米子先生の話しや料理がとても良かった。
・とても良かったです。
・先生のお話し勉強になりました。
・日頃会えない方に会えて、うれしかったです。
・村内でも実施してほしい。
・野草茶に興味があったので。
・何人か初めての方もいましたが、色々話せるので良かった。

)その他要望があれば教えてください。
・未記入

)今後、やってみたい、体験したいと思うことがあれば教えてください。
・ブリザーブドフラワー
・パークゴルフ
・ヨガ
・ポーセラーツ
・野草について、またいつか勉強したい。
・柏もち作り(来年)トク子さんの