令和5年度飯舘村までいな心の復興事業
「ワインを楽しく学ぶ交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日:令和5年11月18日(土)
2.時 間:
午後5時~7時
3.場 所:
福島ワイン酒場S2021(福島市)
4.アドバイザー:J.S.A.ワインエキスパート 沼田 良子 さん
5.参加者:
11名(避難者4名、村出身者2名、福島市民2名、アドバイザー1名、事務局2名(避難者2名))
6.交流内容&事務局感想
今日は、J.S.A.ワインエキスパートの沼田良子さんをアドバイザーに迎え、ワインを楽しく学ぶ交流会を開催しました。
まず始めに、沼田さんからワインの基礎を学びました。
ワインはブドウが収穫される地域や品種などによって違うということが改めて分かりました。
また、赤、白、ロゼワインの違いなども教えて頂きました。
ひと通りワインの知識を得たところで、実際に白ワイン2種類、赤ワイン2種類を飲み比べし、それぞれの違いを味わい自分好みのワインを見つけていきました。
ワインによってグラスや料理を選んだりするなど、ワインはとても奥が深いと感じました。
試飲したワインに合う料理を作ってくださった店長の鈴木さん、とても美味しかったです。ワインの楽しみが広がりました。
今までワインについて学んだことがなく、ワインについて知らないことばかりでしたが、今回学んだことを参考にして、自分に合うワインと料理を見つけていきたいと思います。
今回、皆さんと楽しく交流しながらワインの魅力に触れることができてとても良い経験になりました。
講師の沼田さん、会場をお貸しいただいた福島ワイン酒場S2021の皆さん、
心より感謝申し上げます。

◆今回の試飲ワイン
白ワイン
1)ジャンバルモン ソーヴィニョン・ブラン(フランス)
2)ベンド シャルドネ カリフォルニア(アメリカ)
赤ワイン
3)サイクルズ・グラディエーター(アメリカ)
4)クロワ・デ・ムーサ2019(フランス)

福島ワイン酒場S2021さんの場所をお借りしての交流会。いよいよスタートです。

資料、わかりやすかったです。ワインを楽しむ参考になります!

いよいよ試飲が始まります。白ワインからです。

フランスの地図を用いて、白ワインの産地の説明です。

試飲2本目は、アメリカ カリフォルニアの白ワインです。

主な産地(国)による果実味と酸味の関係がわかる図です。アメリカは、比較的酸味を高く感じないものが多いようです。勉強になりますね。

サーモンのカルパッチョは、試飲1本目の白ワイン(フランス)に合わせて、ご紹介いただいた料理です。とても美味しかったです。福島ワイン酒場の皆さん、ありがとうございます!

参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか。
・あり 隣近所が近く、大声で話せない。
・あり 選択が難しい。
・あり なかなか決められない。
・なし
・未記入

1)事業の内容は有意義でしたか
回答9名中5名 とても有意義だった
回答9名中4名 有意義だった
・ワインの知識と皆とのおしゃべり、ワインに合うお料理(マリアージュ)最高です。
・お酒が入って料理もおいしく楽しかった。ピアノの生演奏が素敵。
・ワインについての話し等良かった。村出身の方々と話ができて良かった。
・今まで知らなかったワインの基礎が学べて良かったです。
・飯舘の人達、日常会えない人達と交流出来たこと。
・ワインについて少し知った。
・普段気にしないで飲んでいるワインを基礎から勉強できて楽しかったです。
・今まで話したことがなかった方と楽しく話せてとても楽しかったです。
・ワインの歴史、ワインベルト、香りの順、ワインと食事のマリアージュ、みんなで飲み食べたこと。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答9名中5名 とても役立った
回答9名中3名 役立った
回答9名中1名 未記入
・仕事以外の付き合いができたところ。
・飯舘村の方との対話。
・飯舘の人達、日常会えない人達と交流出来たこと。
・知らない人とも会話がはずみ、楽しく交流できました。
・なつかしく久しぶりに会った人もいました。今後もまた続けられる会があれば。
・みなさん会話がはずんで。
・酒の席なので言いたいことが言え楽しかったです。

3)その他要望があればお願いします。
・ワインの第二弾。
・ワインを掘り下げながら、みんなで楽しむ。
・次にチリ、南アフリカ、他の国のワインの飲み比べもいいのでは。

)今後、やってみたい、体験したいと思うことがあれば教えてください。
・次のステップのワイン会に参加したい。
・日本酒、焼酎の会なども。
・多くの村の方々、他の方々との交流を希望したい。