令和5年度飯舘村までいな心の復興事業
「紅茶を楽しむ交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日:令和5年6月4日(日)
2.時 間:
午前10時~12時
3.場 所:
福島市写真美術館(花の写真館)多目的室
4.講 師:tea time stylist 土佐 里予 さん、佐方 瑞枝 さん
5.参加者:11名(避難者5名、村外1名、講師2名、事務局3名(帰村者1名、避難者2名))
6.交流内容&事務局感想
今日は、tea time stylist土佐里予さんを講師に迎えて紅茶を楽しむ交流会を開催しました。
まず始めに、講師の土佐さんより紅茶についての基本を教えて頂きました。
次に試飲をさせて頂き、紅茶の産地による茶葉の違いや味の違いなどを体験しました。茶葉の違いで香りや味がまったく違うことが分かりました。
沸騰直前のお湯を使って、ジャンピング(茶葉の上下の対流運動)を見せて頂きました。沸騰してしまったお湯ではジャンピングしないことも分かりました。
その後、美味しい紅茶と先生手づくりのシフォンケーキとクッキーを頂きながら楽しく交流を図りました。
今回初めて、いいたてネットワークの交流会に参加してくれた方もおり、とても嬉しかったです。
ゆったりとした時間が流れて、とても癒された交流会になりました。

始めは、講義形式で紅茶の種類や特徴などを学びました。

いよいよ試飲です。皆さん、試飲用のカップを受け取りちょっとドキドキです。

「ダージリン」と「ウバ」の2種類試飲しました。茶葉の形・香り、味の違い、淹れ終わった茶葉の香りの比較など、比べてみるとわかることが多いです。

「ジャンピング」(茶葉の上下の対流運動)がわかる比較も見せていただきました。左が沸騰直前のお湯を淹れてジャンピンが成功したポット、茶葉が上にあります。右がわざと沸騰させたお湯を淹れたポット、茶葉がすぐに沈みました。

先生が「ティーカップで飲んだ方が色も楽しめるし、わくわくするでしょう!」と、ティーカップを持参してくださいました。

机の並びを向かい合わせにして、紅茶を楽しみながらのお茶会スタートです。

先生が、米粉のシフォンケーキ、オートミールのクッキーを作ってくださいました。紅茶にあって、とても美味しかったです。皆さんのお話も弾みます!

何やら先生方が、皆さんをビックリさせる準備をしています。

紅茶を利用した冷たい飲み物を作ってくださいました。色がとてもきれいで、皆さん歓声をあげました。

ブルーベリーやローズマリーも入っています。さらに、お話が弾みます。

一番下が紅茶シロップ、真ん中が100%ぶどうジュース、上が炭酸水。3層に分かれてとてもキレイでした。

どのようにしたら3層に分かれるのか、詳しく教えていただいています。いろいろバリエーションはできるので、お家でも楽しめますね。

参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか。
・買い物。
・飯舘の家の周りの手入れ。
・飯舘の土地の手入れ。
・現在の自宅生活にまだ慣れないでいます。

1)事業の内容は有意義でしたか
回答8名中8名 とても有意義だった
・最高にいやされました。ありがとうございました。
・紅茶の種類やいれ方などを知れて楽しかった。冷たいおしゃれな紅茶も良かった。
・ゆったりした気分になりました。ティーポットの使い方、冷たい飲み物の作り方が勉強になった。
・自己流でやっていたのが、すごくためになって良かったです。
・たのしかった
・紅茶のことが色々知れてよかった。どれも大変おいしかった。
・久しぶりの友に会えた。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答8名中7名 とても役立った
回答8名中1名 役立った
・紅茶が好きなので自己流で飲んでいたので、知識を頂きました。
・紅茶を飲みながらみんなと交流できて良かった。
・ブルーベリーについて話ができた。
・知っている人や見かけない人とも話ができて、すごく良かったです。
・紅茶のおいしい作り方が出来ました。
・たいへん役立ちました。
・紅茶のとても美味しいいれ方が良くわかった。

3)今後、やってみたい、体験したいと思うことがあれば教えてください。
・米粉パンを作ってみたいです
・料理
・クッキー、スコーン作り
・スコーン&紅茶