令和5年度飯舘村までいな心の復興事業
「生け花体験交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日:令和5年5月27日(土)
2.時 間:
午前10時~12時
3.場 所:
飯舘村交流センターふれ愛館
4.講 師:龍生派教授 髙木 竹霖 さん
5.参加者:
9名(避難者4名、村民1名、村外1名、講師1名、事務局2名(避難者2名))
6.交流内容&事務局感想
龍生派教授 髙木竹霖さんを講師に迎えて、生け花交流会を開催しました。
まず始めに真の基本花型本勝手の生け方を教えて頂きました。
枝や花の茎の切り方や向き、剣山への挿し方などの基本を聞いた後、実際に自分たちで生けてみました。
花材の向きや角度のとり方が難しかったですが、一つひとつ確認しながら分かりやすく進めて頂いたので、戸惑いも少なく最後まで完成することができました。皆さんの真剣に花を生けている姿がとても印象的でした。
その後、自分たちが生けた花を家元が講評しながら手直しをして下さいました。すると見違えるほど良くなり嬉しくなりました。
また、本勝手の花型が左右逆になる逆勝手も教えて頂きました。
あっという間の時間でしたが、心が豊かになりました。今回学んだことを、特別なものとせず家でも身近な花材を使って生けてみたいと思います。

生け花交流会スタートです!

講師先生のお宅の棕櫚(シュロ)です。バラは、先生が、早朝、相馬市のお花屋さんに行って購入してきてくださいました。ありがとうございます。

棕櫚(シュロ)を切り始めましたね。どんな形になるか楽しみです。

先生の説明にも熱が入ります。

先生が、参加者の生けた花を、説明を加えながら手直ししてくださいます。

手直しの際は、他の方の生け花も気になるので集まってお聞きします。

花器によって、同じ花材で生けても見え方がかわりますね。

スターチスも生けます。きれいですね。

キレイですね。棕櫚(シュロ)の形も参加者それぞれ違います。

完成のようですね。黄色のバラも素敵ですね。

完成したようですね。両手が物語っています。

参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか。
・買い物行き来(とくに冬場)

1)事業の内容は有意義でしたか
回答7名中6名 とても有意義だった
回答7名中1名 有意義だった
・今まで花をいける事も無かったので良かった。
・優しく丁寧に先生に教えていただいたおかげで、生け花をまたやってみたいと思いました。
・生け花の基本から学べて良かった。お花に癒されました。
・初めての生け花楽しかったです。先生の教え方が上手でわかりやすかった。
・花を見ただけで心がなごみました。
・久しぶりに剣山にいけました。
・基本をマスターできて良かった。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答7名中5名 とても役立った
回答7名中2名 役立った
・生け花の基本の花型を知ることができました。いただいたお花で家でも生けてみたいと思いました。
・他の人の作品も見ることができて良かったです。
・いつも会えない方とお話しできうれしかった。
・話し声がひびいて楽しかった。
・いつもオアシスにいけています。
・段々、顔見知りになれて話すのがたのしみ。
・習った事を友達に教える事が出来る。

3)その他要望があればお願いします。
・次回、たのしみにしてます。

)今後、やってみたい、体験したいと思うことがあれば教えてください。
・簡単に出来る食べ物での講習。たとえばクッキーとかシフォンケーキ。
・また、生け花をしたいです。
・茶道もやってみたいです。
・生け花を定期的にやってみたい。