令和5年度飯舘村までいな心の復興事業
「みかげ石のアート体験交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日令和6年1月27日(土)
2.時 間:午前10時~12時30分
3.場 所:飯舘村までいな家
4.講 師:清水 直土さん
5.参加者:11名 (避難者4名、村民3名、講師1名、事務局3名(帰村者1名、避難者2名))
6.協 力:いいたて移住サポートセンター
7.交流内容&事務局感想
今日は、清水直土さんを講師に迎え、みかげ石のアート体験交流会を開催しました。
石をノミとハンマーで彫る(砕くイメージです)体験をするのは、今回が初めてという方がほとんどで始まる前からとても楽しみな様子でした。
まず始めに、参加者同士初対面の方が多かったので、簡単な自己紹介の後、講師の清水さんから今日の手順について説明がありました。
その後、実際に屋外にでてみかげ石を彫る体験をしました。
硬い石を彫るのに皆さん悪戦苦闘していましたが、講師の清水さんにコツを教えて頂いたり、手伝って頂いたおかげで、だんだん上手に石を彫ることができるようになりました。
参加者同士で協力し合っている姿もあり、とても微笑ましかったです。
自分たちで彫った石に色を染めたり、粘土で飾り付けたりと皆さん思い思いに作品作りを楽しんでいました。
出来上がった作品はどれも個性あふれる素敵な作品となりました。
今日も和気あいあいと楽しい交流会になりました。
講師を引き受けてくださった清水直土さん、何かとお忙しい中、事前のご準備から当日まで本当にありがとうございました。

今日の交流会の会場は、飯舘村までいな家。とても温かみのあるお家です。

みかげ石を彫るところからスタートです!

はじめに清水先生が、彫り方(ノミやハンマーの使い方等)を教えてくださいました。

緊張しながら、ハンマーをおろします。

参加者全員が、自分で使用するみかげ石を彫ります。

皆さん思い思いに、みかげ石に色をつけたり、人形をつくったりします。

奥には、先生の楽しい看板!和やかな雰囲気で進みます。

粘土が固く、ストーブで温めながら柔らかくしています。いろんなお話が聞こえてきます。

手を動かしながらの交流会も楽しいですね。

皆さん、それぞれ粘土でつくる造形物が違って、見ていて楽しいです。

カラフルですね。お部屋に飾るのかな?

粘土はオーブンで固めます。待ち時間、お茶を飲みながらの交流会。たまたま、までいな家にお越しになった村民の方もお誘いしました。

完成した粘土細工です。形が面白いですね!色がとてもきれいでした!

参加者の一人の作品です。短時間の間に5つも作りました。すごいですよね!可愛らしいです。

皆さん、今日の感想を話しながらアンケートを書いています。いい雰囲気ですね。手前には、清水先生の作品が展示されています。初めてお会いした村民が、交流会の最後には、和やかに、微笑みながらお話する・・・。清水先生のおかげですね。ありがとうございます!

参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか
・なし

1)事業の内容は有意義でしたか
回答7名中5名 とても有意義だった
回答7名中1名 有意義だった
回答7名中1名 未回答
・初めて石を割ったりでき良かった。
・新しい経験ができ思い出になった。
・有意義でした。
・自分でみかげ石を砕く所から体験できて楽しかったです。飯舘村の石を用いて、個性のある作品を楽しむことができました。
・初めての石アート、皆さんの作品に感動しました。
・初めての石砕き体験、うまくいきませんが楽しかったです。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答7名中5名 とても役立った
回答7名中1名 役立った
回答7名中1名 未回答
・初めての人もいて良かったです。粘土など久々に楽しかったです。
・作品を通じて参加者と交流できた。
・役に立ちました。
・参加者さんとコミュニケーションを取りながら楽しむことができました。お茶会の時間もあることで、交流の場がより深まり会話に花を咲かせることができると思いました。
・初めてお会いする方とお話しできて良かった。
・色々なことに挑戦させていただき楽しかったです。

3)その他要望があればお願いします。
・第2回開催ができたら嬉しいです。
・楽しかったです。

4)今後、やってみたい、体験したいと思うことがあれば教えてください。
・ポーセラーツ
・おさんぽ
・ドライフラワー作り
・花束づくり
・編み物(花をモチーフとした)
・薬膳料理