令和5年度飯舘村までいな心の復興事業
「陶芸体験交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日:令和5年7月25日(火)
2.時 間:
午前10時~12時30分
3.場 所:
大堀相馬焼窯元 京月窯 (福島市)
4.講 師:第十五代窯主 近藤 京子 さん
5.参加者:8名(避難者1名、飯舘村出身者1名、講師1名、事務局5名(避難者3名、帰村者1名、元村民1名))
6.交流内容&事務局感想
今日は、福島市飯坂町にあります、大堀相馬焼窯元京月窯さんの趣のある工房をお借りして、2回目の陶芸体験交流会を開催しました。
まず始めに、第十五代窯主の近藤京子さんから、作品の作り方のお手本を見せて頂きました。
作品ごとの作り方の手順が分かった所で、さっそく作品の制作に取り掛かりました。
皆さん自分が思い描いた作品づくりに真剣に取り組んでいました。
おしゃべりをしながら、粘土を丸めたり伸ばしたりして、楽しい時間を共有することができました。
たまには、一つのことに没頭する時間も良いものですね。
先生からのアドバイスを受けて、皆さん個性あふれる素敵な作品に仕上がりました。
焼き上がりが今からとても楽しみです。
また皆さんと一緒に陶芸体験ができたらいいなと思います。
2回にわたりご指導頂いた、大堀相馬焼窯元京月窯の近藤京子さんに感謝いたします。

最初に、近藤先生より、ろくろを使った手びねりによる制作手順を教えていただきました。

花瓶のつくり方も教えていただきました。あっという間の完成に皆さん驚いていました。

何を作っているのかな?外側内側をきれいに整えていますね。

お皿は完成したようですね。次の制作に入っています。何を作るかは、参加者の自由です。

皆さん、お話しながら、各々のペースで作っています。笑い声があり、賑やかです。

少ないお花でも、見栄えよく見えるような工夫もしています。余った粘土で箸置きも作っていますね。

三脚皿に挑戦した方もいらっしゃいました。手前の方は持ち手のついたカップですね。出来上がりが楽しみです。

余った粘土で、犬を作る方もいらっしゃいました。上手ですよね。

陶芸体験後のお茶会で、村民からキュウリの漬物をいただきました。美味しかったです。話が弾みますね。

参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか。
・買い物、振込、病院。
・村民と会うことが少なくなった。

1)事業の内容は有意義でしたか
回答7名中7名 とても有意義だった
・真剣に無心で没頭できました。楽しかったです。
・作りながら話すって、とても楽しいです。
・ワイワイと楽しく作れました。
・今回陶芸は初めてでしたが、やってみたかったのでとても楽しく体験できて良かった。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答7名中7名 とても役立った
・楽しくお話しできた。
・みんなと楽しく会話しながらできました。
・会って話す、この時間がとても心地良いです。
・物を作ることの楽しさ、土の感じが落ち着きました

3)その他要望があればお願いします
・また、作りたい。