令和4年度福島県県内避難者・帰還者心の復興事業
「本格キムチづくり交流会(第2回)」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日時
令和5年3月2日(木)午前9時30分~11時30分
令和5年3月3日(金)午前10時30分~14時
※3
日は、2人が午前8時30分~ 塩漬けした白菜の水切り
2.場 所:ふるさと飯舘なでしこ館(福島市)
3.講 師:高橋 トク子さん
4.参加者
2日 8名(帰村者2名、避難者2名、福島市民1名 講師1名、事務局2)
3日 6名(帰村者1名、避難者2名、福島市民1名 講師1名、事務局1)

5.交流内容と事務局感想

〇1日目〇

高橋トク子さんを講師に、福島市の加工場でキムチづくり交流会を実施しました。
今回のキムチづくり交流会も大好評で、トク子さんにお願いをして回数を増やして頂き二回目の開催になりました。本当にありがとうございます。
トク子さんの手作りキムチは、飯舘村の道の駅でも販売していて、みなさんに愛されている商品です。
今回は、その作り方を私たちに一から丁寧に教えて下さいました。
トク子さんの作り方のコツや技には、みなさんとても感心していました。
一仕事終えてからのお茶会では、手作りのおはぎをご馳走になり、いろいろな会話にも花が咲きとても楽しい時間になりました。
明日も楽しみと皆さん笑顔で帰っていきました。

〇2日目〇

8時30分から、昨日漬けた白菜の水切りから始めました。
約2時間ほど、重石をのせて水を切ります。
その後、昨日作ったキムチの素をトク子さんのお手本を見せていただいた後、みなさんで白菜に挟み、外側の葉で包みました。
最初は、白菜を上手く包めなかったのですが、終わりになるにつれてみなさん上手に包めるようになりました。トク子さんの熟練の技には、本当に頭の下がる思いでした。
終了後のお茶会では、出来たての山菜おこわを頂きながら、いろいろなお話しをしました。とても有意義なひと時になりました。
震災後、このように集まってゆっくりお話しする機会が減ってしまい、みなさん寂しいと感じていることも分かりました。
このような機会を作って頂いた高橋トク子さんには、心より感謝いたします。

今日も、大根の千切りからスタートです。

トク子さんに白菜の切り方を教えていただきます。

白菜の葉の間に塩をすりこみます。

ネギの切り方を学ぶ方。ニラを包装から出す方。ショウガとニンニクの皮をむく方。皆さん分担して行っています。

イカは、皮むきと吸盤を取ります。

今日も色鮮やかに、キムチの素ができあがりました。イカを入れて一晩寝かせます。

最後は、みんなで、おはぎを作り、食べながらの交流です。

*** 2日目です ***

4分の1に切った白菜の重さを一つ一つ量ります。

量る過程で引き抜いた白菜を刻み、キムチの素を混ぜます。

真空パックにして完成です。

アンケートに記入している様子です。アンケートが次の交流会の原動力になります。

トク子さんが、山菜おこわを作ってくださいました。皆さん、美味しくいただきました。 話しが弾み、12時に終わる予定が、午後2時までお茶会が行われました。

 


参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか。
・農地管理

1)事業の内容は有意義でしたか

回答5名中5名 とても有意義だった
・実際やってみないとわからないので良かったです。
・良かった。
・いろいろな方々と交流でき、とても良かったです。
・キムチをつけてみて、大変良かった。
・キムチづくりを一から教えて頂き、つくれたこと。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答5名中5名 とても役立った
・お話しができて良かった。
・おいしい食、生きる知恵を学べました。
・皆で楽しく会話が出来て。
・みんなと沢山会話ができて楽しかった。
・キムチの作り方をアドバイスを頂きながら教えていただき、ありがとうございました。

3)今後、やってみたい、体験したいと思うことがあれば教えてください。
・まんじゅう
・カボチャまんじゅう
・甘梅作り
・みそ作り
・チーズ作り