令和4年度福島県県内避難者・帰還者心の復興事業
「楽しい小物づくり交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日令和5年1月22日(日)
2.時 間:午前10時~12時
3.場 所:福島県青少年会館 第6研修室
4.講 師:佐藤 裕子さん(飯舘村)
5.参加者:11名(避難者6名、村外1名、講師1名、事務局3名)

6.交流内容
今回のテーマは、
「幸せを呼ぶ幸運の実ブッタナッツのアレンジを一緒に作りませんか?」
飯舘村民の佐藤先生が教えてくださった今日の交流会は、とても和やかで心地良かったです。
笑い声やお互いの作品を褒め合う光景もあり、優しさに包まれた場でした。
幸せを呼ぶブッタナッツのおかげですね!

佐藤先生は、飯舘村内の木の実だけでなく、福島市あづま公園、北海道のドングリなどを用意してくださいました。
初めて見る木の実などもあり、「これは何?」と興味を持って佐藤先生に聞く方も多かったです。

作品を作り始めると、皆さん、木の実を選んだり、配置を試しながら、黙々と作業を行っていました。
皆さんのそれぞれの作品を見て歩くと、「自分もそれやってみたい!」とさらに飾り付けたりと・・・、賑やかになってきました。
飾れば飾るほど、作品が映えるので、なかなか終わりません。それもまた、楽しい時間と思いました。

完成したブローチを胸につけ、ブッタナッツの作品を手に持った記念写真は、皆さんとても満足気ですね。
「また、やってみたい!」との感想が多かったです。

7.事務局感想
今回、6年目にして初めてのことがありました。
それは、交流会に参加してくださっていた村民が、「講師」として交流会に参加するということです。
とても嬉しい出来事です。
佐藤さんは、いつも手づくりのバックやブローチなどを交流会に持ってきていました。
皆さんの「私も作ってみたい!」という気持ちをたくさん感じたので、佐藤さんに講師として教えていただけませんか?と依頼したところ、快く引き受けていただきました。

現在も、2,000人以上が暮らしている福島市で、飯舘村民が講師となって、交流の場を開催できる。
継続して続けてきたからこそ、このような機会もできたのかなと思っています。
来年度は、村民の皆さんが講師として交流できる場も企画していきたいですね。

 

参加者アンケート結果

◆避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか
・郵便物が遅い

1)事業の内容は有意義でしたか

回答8名中8名 とても有意義だった
・見たことがない木の実がたくさんあった。初めての体験。
・作品を皆さんのを見て、工夫しながらつくりあげた。
・見たことのない物がたくさんあって、おもしろかった。
・とても良かった。
・山にあるものでステキに変身させられることがとても良かった。
・楽しく作品できました。

2)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答8名中8名 とても役立った
・皆さんとわいわい楽しく過ごせた事
・いろんな人の顔が見れて良かった。
・おもしろかった。
・いつも話したことがない人でも楽しくできた。村の知っている人が先生で親しみやすい。

3)改善・アドバイス等
・先生の家で実施。家庭訪問しながらもいいかな?

4)今後、やってみたい、体験したいと思うことがあれば教えてください。
・何でも!!
・一閑張り
・新聞紙バック