事業名 平成29年度福島県ふるさとふくしま交流・相談支援事業「生活に彩りと癒しプロジェクト」
「蕎麦打ち体験」実施報告
日時 平成29年9月30日(土) 午前9時~午後1時
場所 飯舘村 飯樋町集会所
講師 いいたて愚真会の皆さん
参加者 村民11名、村民講師5名、職員3名 計19名
主催 一般社団法人いいたてネットワーク
今日は、蕎麦打ち体験。大部分の方が初めて。
会場は、飯樋町集会所。いいたて愚真会の皆さんが、朝早くから会場の準備をしてくださいました。
参加者全員の自己紹介後、いいたて愚真会の皆さんのお手本から始まりました。
今回は、外二八蕎麦 会津産そば粉とつなぎ粉(小麦粉)を使いました。
標準的な分量は、そば粉1kg、つなぎ粉200g、お湯250ml、水300ml+(状況を見てちょっとずつプラス)
※以前、愚真会の皆さんで、そば粉の割合を100%、80%、70%・・・と食べ比べをしたそうです。参加者の8割の方が、そば粉80%が美味しかった、のど越しが良かったとの感想があったそうです。
最初に、「湯ごね」です。お湯を2回に分けていれて、指のはらで全体を混ぜ合わせます。
この時、大事なことは、絶対他のことをしない!電話にでない。休まない。一気に行うとのことです。
ながーく混ぜていると、「蕎麦が風邪をひく」とおっしゃってました。
つづいて、「水まわし」。水を2から3回に分けていれます。
粉の状況を説明する愚真会の先生と村民の方々、真剣です。さわって手で覚えます。
雷おこしのような感じになればOK!
次に、「こね」。まず先生がお手本を見せてくださいます。
続いて、参加者が行います。なかなか上手くいきません。1つのテーブル、4人で交代交代に行うので、作業は早いです。
次は、「のし」。参加者の方も、だんだん慣れてきました。
のし棒の使い方が難しいです。
次は、「たたみ」です。蕎麦がくっつかないように、うち粉(そば粉を最初にひいた時にできる粉)を振って、破れないように・・・さっと素早く行います。
きれいにたたまれると、気持ちいいですね。写真は、先生です。
そして、「切り」にはいります。先生の切る仕草、リズムよくて、見てて気持ち良いです。切られた蕎麦は、芸術品みたいですね。
参加者も「切り」体験をしましたが、これが慣れるまで難しい。包丁で、板をちょっと押しながら進んでいくのが、はじめのころは上手くいきませんでした。
切る方によって、蕎麦の幅がバラバラです。太い方もいれば、細い方もいます。
自分で切った分を、お家に持ってかえりました。
先生が打ったお蕎麦は、みんなで食べます。
「ゆで」は、沸騰したいっぱいのお湯に、蕎麦をパラパラ入れて、じっと待ち、蕎麦が上にあがってきたら、泳ぐのを数回見て、すぐ上げる。そして、水洗い、仕上げに、氷水洗い。
そして、完成です。美味しかったー!
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まず、久しぶりにお会いした方もいらっしゃって、開始前から、会場は、とても賑やかでした。
初めて蕎麦打ちを行う方が多く、皆さん和気あいあいながらも、真剣に愚真会の先生のお話聞き、手元を見ていました。
1テーブル4人は、ちょうど良い人数でしたね。
思った以上に、水加減が大切!ということが、少しずつ追加する水の量を見て思いました。
のしの難しさ、たたみの難しさ、切りの難しさを感じながらも、先生の失敗したっていいから、思い切って!との言葉に励まされながら、皆さん徐々に慣れていきました。
ゆでたてのお蕎麦は、とても美味しく、皆さん、蕎麦を楽しみながら、会話も楽しんでいました。
いいたて愚真会の先生、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
(10月3日)
アンケート結果 追記します。