令和6年度飯舘村までいな心の復興事業
「生葉藍染め体験交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日:令和6年8月24日(土)
2.時 間:
午前9時~12時30分
3.場 所:
大倉集会所倉庫(飯舘村)
4.参加者:
10名【帰村者3名、避難者1名、村民1名、村外2名、講師1名、事務局2名(避難者2名)】
5.交流内容&事務局感想
今日は、髙木久子さんを講師に迎えて生葉藍染め体験交流会を開催しました。
今回初めて参加いただいた方もいたので、まず自己紹介から始まりました。その後、講師の髙木さんから藍染めの作業の手順の説明を受けました。
さっそく髙木さんが朝採ってきてくれた生の藍の葉を揉んで、液を作る所から始めました。
二人一組で色々な話をしながら、液にぬめりが出るまで揉んでいきました。
初めてお会いする方同士でも和気あいあいと和やかな雰囲気が見られ、とても微笑ましかったです。
出来上がった藍の液の中に模様を作った布を浸し、揉み込んだ後、水洗いし太陽に当てると緑色から淡いブルー色に変わりました。
皆さんこの色の変化にとても驚いていました。
色合い、模様など一人ひとり違った素敵な作品に仕上がりました。
皆さん自分の作品にとても満足していました。
暑い中ご参加頂いた参加者の皆さん、事前から色々ご準備頂いた講師の髙木さんありがとうございました。

最初に、飯舘村大倉地区で育った「藍」の葉をとります。毎年感じますが、お話しながらの作業は良い雰囲気ですね。

二人一組になって、洗った藍の葉を揉みます。だんだん染め液が濃くなってきます。

力が入りますね。藍の葉を絞ります。染め液は大事ですからね。

最初、「絹の布」を染めます。15分程度染め液に浸します。途中、空気に触れさせ、色の変化を楽しむ方もいらっしゃいました。

浸した後は、水洗いします。どんな模様になるか楽しみですね。

きれいに染めあがったようですね!

山盛りのキュウリの差入れがあったのですが、あっという間に皆さん食べてしまいました。とても美味しかったです。

「絹の布」を干したら、一段落です。

次は、「綿のストール」に挑戦です。自分で模様をつくります。

一度、染め液につけた後、太陽に光をあて、再度、染め液に浸します。色が濃くなるそうです。

二人一組の作業は、お話が絶えません。

昨年、染めたシャッツをさらに染めて濃くしたいと持参する方もいました。きれいに染まったようですね。

皆さん、水洗い時の色の変化に驚いていました。深緑から、鮮やかな青色に変わります。

二人でタオルを絞って、水を切っています。楽しそうでしたね。今回も、共同作業が多かったです。

綿のストールも、皆さん、きれいに染め上がりましたね。お疲れさまでした!

 

参加者アンケート結果

1)交流会の内容は良かったですか。
回答8名中8名 とても良かった
・皆さんと楽しく藍染めができて良かったです。きれいな色がでて嬉しかったです。
・他の方々との交流ができた。楽しい中にすばらしい作品に満足です。
・きれいな模様ができてうれしい。ありがとうございました。
・藍染めは初めてだったこともあり、とてもおもしろい体験をさせて頂きました。ありがとうございました!きゅうりもソーダも差し入れとてもおいしかったです!
・今回は5回目です。だいたい少しおぼえました。楽しかった。
・楽しかったです。
・すてきな色がでてうれしい。
・とてもわかりやすく楽しく参加させていただきました。

2)本日の交流会に改善点等があれば教えてください。
・改善ではありませんが、このような活動がもっと広くできればと思います。汲上等の仕事ごくろう様でした。

3)今後、やってみたいこと、体験したいことがあれば教えてください
・藍染めの化学色?がついた濃い色がつくものもやってみたいです。(Tシャツ希望)
・また、お願いします。