令和4年度福島県県内避難者・帰還者心の復興事業
「着物を楽しむ交流会」を実施しましたのでご報告します。

交流会報告

1.開催日令和4年11月23日(水)
2.時 間:午後9時~12時
3.場 所:綿津見神社(飯舘村)
4.参加者:10名(避難者1名、帰村者2名、村民1名、講師(神社の方)3名、事務局3名)
5.交流内容
飯舘村綿津見神社の社務所をお借りして、着物を楽しむ交流会を実施しました。
いいたてネットワークに着付けができるメンバーがいるので、その方を中心に、皆さん一緒に、着物を選ぶところから楽しみました。
着物に関するお話、子供に関するお話、日常生活に関するお話もあり・・・参加者全員の着付けが完了するまで、とても、賑やかでした。
着付けが終わると、各自、撮影会を実施しました。最初は固い表情でしたが、最後の頃には、ポーズをとるまでになりました。皆さんの笑顔がたくさん写真に映りました。
お茶の時間は、抹茶をごちそうになり、皆さん、緊張がほぐれて、「昔は、風呂敷に反物を入れて各家を売りに来る人がいた。着物は母や祖母が縫っていた。」など、着物にまつわる昔話も聞くことができました。
参加者が持参した道行コートを、皆さんで着まわして楽しんだり、皆さんゆったりと話す時間もあり、普段と違う交流会と感じました。
雨が少し降っていたので、神社の散策はとりやめ、雨にあたらないところで撮影を行いました。

6.事務局感想
着物を楽しむ交流会は、2回目となります。約3年ぶりです。
前回もそうでしたが、通常の体験型の交流会と違って、参加者同士が話す時間が多く、ずーっとお話していました。
今日の参加者からも、「こんなお話いっぱいの交流会は良いね。」との感想もありました。
着物を楽しむ交流会、最高です!

綿津見神社の皆さんには、会場やお茶会、大小の傘もご準備いただき、とても楽しい時間を過ごすことができました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

 

参加者アンケート結果

1)避難生活または帰村後の生活において困っていることはありますか。
・農畜産物を生産しているのですが、他県と比べると安い(風評被害)

2)事業の内容は有意義でしたか

回答5名中5名 とても有意義だった
・40年ぶりに着て良かった。
・みんなと楽しく着物を着ることができた。久しぶりに着物が着れて良かった。
・振袖を着て、楽しく写真撮影をすることがてきて良かったです。
・着物がきれてよかった。
・日常的に着れない着物を、着れたのがうれしい。

3)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答5名中4名 とても役立った
回答5名中1名 役立った
・みんなの持っている着物を見るだけで楽しかった。勉強にもなりました。
・初めて会った人とも着物を通して楽しく交流することができました。
・地域の娘さんに会えてよかった。
・写真が撮れて良かった。

4)改善点等、次回に向けてのアドバイス
・やりたいことがいっぱなので、何かがあればいいな。

5)今後、やってみたい、体験したいと思うこと
・体験やってみたい。