令和7年度飯舘村までいな心の復興事業
「柏餅づくり体験交流会」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日:令和7年5月31日(土)
2.時 間:
午前10時~12時30分
3.場 所:
もりの駅まごころ(飯舘村)
4.講 師:飯舘村の食を考える会の皆さん
5.参加者:12名(避難者5名、村民1名、村外1名、講師2名、事務局3名(帰村者1名、避難者2名))
6.交流内容&事務局感想
今日は、飯舘村の食を考える会の菅野一代さん、若林みさをさんを講師に招き、柏餅づくり体験交流会を開催しました。
最初に、講師より「端午の節句につくる柏餅ですが、飯舘村では、柏の葉が若すぎて作れないので、旧暦の5月5日頃(6月)、どこの家庭でも作っていました。」とのお話がありました。
柏餅は、子どもの健やかな成長を願って食べられる行事食だったのですね。知りませんでした。
初めて柏餅をつくる方がいらっしゃいましたが、その方の出身地では、柏餅ではなく、ちまきをつくるとのことでした。地域によって食文化の違いもわかりました。

次に、NPO法人もりの駅まごころ運営協議会の鮎川会長より加工所の詳しい説明をお聞きしました。
加工・製造の許可をいただいている施設であり、村民の多くの方が登録し、加工品を作って販売しているとのお話でした。
私も利用したいとの声もありました。

柏餅づくりは、とてもにぎやかでした!
お話をしながら、一緒につくることって、とても素晴らしいことなんですね。皆さん、とても楽しそうでした。
今回は、柏餅100個作りました。
出来たての柏餅を食べながらの交流会は、お話がとても弾みます。
お家に帰ってから、ご家族で食べられるように、柏餅5個がおみやげとなりました。
ご家族でも楽しんでいただけたら嬉しいですね。

飯舘村の食を考える会の皆さん、ありがとうございました。また、飯舘村の伝統食を教えてくださいね!楽しみにしています。

最初に、餅粉(うるち、もち)を量ります。1ボール、柏餅25個分です。

購入した柏の葉を25枚づつ分けます。

あんこ(こしあん)は、事前に作っていただきました。こちらもきちんと重さを量ります。

柏餅1個分のあんこ玉を作っておきます。

さぁ!準備は整いました。奥ではお湯を沸かしています。

お湯を入れて・・・

皆さんで捏ねます。

1ボール25個に生地を分けてから、あんこを包みます。

柏餅ができてきました。皆さん早いです。

おっと、湯気が・・・。蒸し器で約20分蒸します。

きれいに並んでいますね。出来上がりが楽しみです。

「私達の健康は私達の手で」素晴らしいキャッチフレーズですね。

皆さんで試食です。とても柔らかくておいしかったです。参加者から、きゅうりとわらび漬けの差し入れがありました。こちらもおいしかったです!

最後に、講師より感想がありました。とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございます!

 

参加者アンケート結果

1)交流会の内容は良かったですか。
回答10名中10名 とても良かった
・柏もち、久々でしたので楽しくおいしく頂きました。今度作りたいと思います。
・おいしく出来て良かったです。
・季節が感じられてとてもよかった。おいしかった。おみやげもあってよかった。
・自分だけでは作る事も出来なく、皆様でたのしく作りたべれた事はよかったです。
・なかなか自分で柏もちが作れませんでしたが、今日教えていただき良かったです。柏の葉を取りよせて、チャレンジしたいです。
・たのしかったで~す!
・久しぶりに柏もち作りとても良かったです。とてもおいしかったです。
・とてもおいしく出きて、おいしかったです。
・皆さんと楽しく柏餅づくりがてきて良かったです。柏餅をつくるのは、初めてだったけど上手にできてうれしかったです。

2)本日の交流会に改善点等があれば教えてください。
・(記載なし)

3)今後、やってみたいこと、体験したいことがあれば教えてください
・小物バック(2名)
・料理 郷土料理
・コサージュづくり
・金つぎ
・バック作り
・マーブルアート
・何でもいいですよ!