令和4年度福島県県内避難者・帰還者心の復興事業

「生葉藍染め交流会(第2回)」を実施しましたのでご報告します。

1.開催日:令和4年8月8日(月)
2.時 間:午前9時~12時30分
3.場 所:飯舘村大倉
4.講 師:髙木 久子 さん(当団体メンバー)
5.参加者:9名(避難者4名、帰還者2名、事務局3名、※欠席1名)
6.交流内容
いつものように「○○ちゃん。久しぶり!」から始まる交流会
一人ひとり簡単な自己紹介を行い、講師先生の説明のもと生葉藍染めを実施しました。
藍の葉は、採りたての方が色が出やすいので、講師の高木さんが朝採りした藍を使用しました。
1)みんなで藍の葉を摘みとり
2)メッシュの袋に入れ水を含ませながら揉みだすと、緑色の藍液がでます。
3)布には、模様が出るように輪ゴム等で縛ります。
4)緑色の藍液に布を入れて、もみ染めします。
5)染めた布(緑色)を、水で洗うと、きれいな青色に変わります。
  これは不思議ですね!
6)より色がでるよう天日で乾かします。
皆さん、お話しながら楽しい時間を過ごしました。

7.事務局感想
今日は、とても暑かったですね。
皆さんお話しながらも、手際よく藍染めを行っていたので、時間より早く染めあげました。残りの時間は、皆さん持ちよりの「とうもろし」、「ミニトマト」、「ナスの漬物」などを食べながらの交流会。
とても賑やかで楽しかったです。
アンケートから、
帰還後の生活において困っていることの記載もあり、避難指示解除から5年経ちますが、原子力発電所事故前のようには戻っていないと感じます。
また、やってみたいへの記載もあり、実施に向けて企画していきたいと思います。



参加者アンケート結果

1)避難生活または帰還後の生活において困っていること
・やはり、お店があまり無く、村外にでないと用事がたせない事が多いです

2)事業の内容は有意義でしたか
回答4名中3名 とても有意義だった
回答4名中1名 有意義だった
・久しぶりに知人達と楽しく出来ました。
・落ち着いて流れ工程についていけた。
・一つのものに集中できる。
・自然が良く空気もおいしく大変感動しながら作業をしました。

3)つながり作りや生きがいを持つために役立ちましたか
回答4名中3名 とても有意義だった
回答4名中1名 有意義だった
・自然とふれ合うことができた。久しぶりにいやされました。
・天気が良くキレイに仕上がった事。
・藍染めが簡単に出来た事。藍という植物を植えてみたいです。

4)その他要望があればお願いします。
・行事があれば参加したい

5)今後、やってみたい、体験したいと思うこと
・一閑張
・着物が袖を通さない物が沢山あるので、そでを通す機会などがあれば、持ち寄ってみたいです。