地番のない「道」「水」は、払下げを受けることができる(かもしれない)

飯舘村民からの事例として、地番のない「道」「水」を国より払下げることができないかとの相談があります。

公図を見ると、下記のように地番のない「道」「水」と記載されています。

どんな場合かというと・・・

・住宅そばに、地番のない「道」があり、住宅の増築や倉庫の建設ができない。
・公図上、どこにもつながっていない地番のない「水」が田んぼを分断している。

手続き上どうするかというと・・・

・飯舘村役場総務課財政係に相談します。

すべてOKかというと・・・

・地番のない「道」が長く、それを使っている他の人がいる場合は、→ これは難しいです。
・地番のない「水」に今も水路があり、その水路を使っている他の人がいる場合 → これも難しいです。

・地番のない「道」「水」を取得しても、誰にも影響ない場合 → これは払下げが可能です。

ただし、払下げるを受ける人が測量を行い(通常、専門家に依頼します。)、土地代金等も支払います。ということで、数十万円以上かかると思います。

それでも、家の周り、それも住宅地に近い場所は、自分の土地にしておきたいと思う方が多くいらっしゃいます。
相談者が持参した公図とこれからの土地利用をお聞きすると、払下げ受けたら、より便利だろうな、次の世代も助かるだろうな・・・と思う事例も多々あります。

この地番のない「道」「水」、取得したいなーと思った方は、まずは、役場へご相談を!